嫉妬
  
      ここはハイウィンド 飛空挺の甲板だ

      クラウド達一行は悪の根源セフィロスを追って旅をしている。

      ユフィは一人で船の甲板に一人寝そべっていた。

      「ほ んと色々あったよなー」目を瞑る。

      クラウド達との出会い 恐ろしいセフィロス 姉のように接してくれたエアリスの死

      ちょっと 頬をあからめて 「あんなこともしたっけ…」


      以前ゴールゴソーサーで一泊したときクラウドをデートに誘い
 
      頬にキスをしたのだ。




      あたい 大胆だったかな? 嫌われたかな?


      って考えてたけどクラウドの心の中はティファでいっぱい。





      最初二人が相思相愛でエアリスが邪魔してるのをすっごく

      「ん”にゃー もどかしい!!!」って思ってたのに


      本当に相思相愛になってからはLOVE×2なんだもん 


      応援から嫉妬になっちゃった
            
           
                 これって初恋っていうのかな?


      だって今までこんなこと思ったことなかった。

      「男なんて○○○ついてるだけじゃん」

      などと言っていたのに…


      カッコよくて 涼しげで ちょっとヘタレで心の支えになって
      あげたくなっちゃう 助けてあげたくなっちゃう 彼 クラウド




      とクラウドのことをぼー  と考えていたら

      誰かが近づいてきた。


      むくっとユフィがおきるとそこにはクラウドが




      (なんで今 くるのさ!)
      心の中の動揺をおさえつつ

      「よう クラウドどうしたのさ 」


      「うん ちょっと 眠れなくてね 」


      甲板から涼しげな目で空を見る

      横顔をみて(やっぱ カッコいい)



      「酔ったのか?ユフィ」


      「う うん ちょっとね 」



      「最近お前元気ないから心配してんだ オレ 」

      (あーん もうばかばか あんたはティファだけみてなさいっての!)

      「あたし? ぜんぜん平気! 早くティファの所いって
       愛しい人の寝顔おがみたいんじゃないの? 」


       「おい!」 と肩でユフィをつっつく

      (あー タッチするなっての )


      「まあ 確かにそうだけど…」クラウドは照れて言った。


      「人を愛せるってホントオレ幸せだ。」

      「ねえねえ相思相愛ってどんな感じなのさ? 教えて!」




       「うーん」クラウドは非常に悩みながら

      「かけがえがなくて暖かくて 自分より大切な人」


       「えー 答えになってなーい」とユフィ


      「うーん だから それを両方が両方に

       それを感じているのがわかって 嬉しい」 って感じかな?




       「ふーん  いいなー」ユフィは遠くを見ていった。



       「お前好きな人いるのか?」



        (何で直球で聞くのさー!)

       「い   いや いたけど 振られた」

        (うう うそついちゃった)

       「振られた? そうなんだ 」

       興味があるのかないのかわからないように答えるクラウド 

           
        (早くこの会話終わらせなきゃ )
       「それよりさ 甲板にいて上を向いたほうがラク
                    になるってクラウド教えてくれただろ」

       「ああ」

       「すっごく 助かってる 」


       「そりゃあ よかった」ちょっと微笑む

           
       「あー やっと眠くなってきたアタイねるから お休みー」


       「お おい…」 
        クラウドはまだ眠れそうもないので
               せっかくの話し相手がいなくなってしまうのが
                         いやなようだった。

       そそくさと甲板から降りて自室へ駆け込む。


       バタン

 
       「あー 助かったー」
       

       何から助かったんだか        



       「ばれないように しないとな ってかわすれなきゃ
        敵わない恋なんて ! マテリア マテリア!

        そう あたいは I LOVE マテリアよ」


       そう自分にいいきかせベッドへはいったユフィであった。
        
          
                


            END

     

       PS・クラウドが気になってるユフィってこんな感じかな?
       

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