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復帰
復帰
復帰
  
  クラウドがミディールにいるらしい



  その情報を聞きつけてたどり着いたティファ達の前に

  ほぼ意識不明の重体で「魔晄中毒」となっていたクラウドがいた 

 

  ティファはそばにいたいと一時戦線から離脱し

  新たなリーダー シド を中心にコンドルフォートで神羅軍を撃退し

  コレルでのヒュージマテリア争奪戦も勝利しミディールへ戻った。


  突然地割れがおき、ライフストリームの流れに飲み込まれたティファとクラウド


  精神世界の中でティファの助けでクラウドは戻ってきた。」

  自分自身の過去を直視して

  クラウドはリーダーとして復帰した。


  

  それから数日後 バレットはティファを自室へ呼びだした。


  「話って何?」



    「お前さ 何であんなに弱くなっちまったんだ?
  
   アバランチでやってた時もっと強かっただろ?」


   バレットはティファに問いかける


   「違うの、弱くなったんじゃないの…」


   ティファは答える 


   「クラウドの事で右往左往してよー もっと強かっただろ?」



   「自分の気持ちに正直になったの…

    彼を大切に思う気持ちに…」



       ティファは続ける




   「バレット… もしマリンが近くにいたらどう思う?


    一緒にいて戦闘したり、病気になったらしたら…」






    「そりゃあ心配になるな、」




    「大切な人が近くにいると近くに見えるからいろんな事心配しちゃうの…

    マリンがそばにいたらいろいろ心配で気が気でないでしょ?」



     

     
    「そうだな…  オレも右往左往するな 多分…」


   

    「遠くにいればいるほど心配のしようがなくなるのよ…」




    「あんな自分の事もわからない人が仲間を失って

     世界をかけてリーダーとして戦うなんて私は出来ない…」



    「オレもアバランチのリーダーやってたけど、シドにリーダーやってもらったしな…」



    「あの人をこれから支えていきたいの…」     
     

    コンコン ドアが開いていたので声が漏れていたようだ シドが入ってきた


  
    「何 しんきくさい話してんだー? 」



   
    「いや リーダーって大変だなって話してたんだ シド…」シドを見るバレット

 
   
 
    「ああ まあ やってはみたがオレには性が合わねー」
      
  
    「あんなちぐはぐな奴だけど あいつがリーダーじゃないとしっくりいかないよな」とシド

  
    「うん またへこんじゃったら私が励ますわ」ティファが笑顔で答える





    「クラウドみたいな奴にこんな娘もったいねーよな バレット」



    「そうだなー あいつがティファを悲しませたらボコボコにしてやる」

   
    ティファは笑顔で笑っている

    クラウドが戻ってきたことで不安で悲しい表情が一変に消えた
    

    「話してたらクラウドの顔見たくなっちゃった 私 クラウドのところいくね」 



    「おう 俺らも出るか…」





    部屋を出たバレットとシド


 
    「あーあー 朴念仁のとこにいっちまったぞ あんなの何処がいいんだー?」



    「あんたも人の事いえないだろ シエラを大事にしろよ」


  
    「あん? オレはいいんだ さあ エンジンの点検でもすっか!」



    すたすたとエンジンルームへ向かうシド



    バレットはコクピットへ向かおうとした

  
    その途中でユフィが気持ち悪そうにしている

 
    「うえー 気分悪いよー 何話してたのさー?」



    「お前聞いてたのか?」バレットは不思議に思う、ここはあの部屋から離れている




    「シドとあんたの声 でかいんだもん、私の耳もいいってのがあるけどね…」

     

 
    「いやー ティファがいい女だなって話してたんだよ」





    「ほんとそうだよ! 私が男だったらほっとかないね、あんなかわいくてセクシーで優しくて…」




    「そういやぁ お前は好きな人いるのか?」バレットがちょっと興味ありげにたずねる


   
    「そういやぁ ってついでみたいに聞くねあんた おしえなーい!」




    「ああ そうか まあどうでもいいけどな…」




    「どうでもいいなら 聞くなー!  うげー」




    

 
    一方クラウドは







   (リーダーとして戻ってきたが大丈夫だろうか?)



   自分の部屋で一人で鏡の前に座り込んで考えている






   コンコン  ドアをノックするティファ







   「クラウド 入っていい?」





   「ああ…」






    思い悩んでいるクラウドの顔を見て笑顔で話しかける




  
   「悩んでるんでしょ?」






   「何で…」






 
   「眉間にしわよせて… 悩んでます って顔に書いてあるよ…」





   「そうか…」





   「不安?」





   「ああ」





   「何が?」






   「この旅でオレが復帰してリーダーでいいのかどうか…」 クラウドは俯く


    
   「他にはいないってシドがいってたよ…」




   「そうか…」


   「クラウドは自分を卑下しすぎよ…」


   「オレは自分の夢を果たせないで…」



   「でも約束守ってくれたよ、ピンチの時私を助けに来てくれるって…

  
    しかもすごく強いじゃない! 世界で一番強い男なんじゃない?」



 
   「ティファがそういってくれるなら、ちょっと自信がでる…かな?」




   「どうして?」




   「ずっと ティファに憧れてたから…」

  
   クラウドはさらに続ける


   「ティファに認めてもらえるんなら…  オレできそうな気がする…」


 


   「認めてるよ…」




   クラウドに抱きつくティファ    


    


   人に認められるってこんなに嬉しい事なんだろうか…



   クラウドは幸せをかみ締める…





   「ずっと 一緒にいてくれるか?ティファ…」





   「私はもちろん…クラウドの方がどっかいっちゃいそうで心配…」




   

   ティファを抱きしめるクラウド






   誰にも渡したくない、そういう気持ちがティファにも伝わった…





    END

    ・珍しく本編中のお話 


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