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デート
デート
デート


  同僚と先輩とクラウド達と飲み その後
  
  
  タークスの先輩 レノにキスされ お互い好きだと伝え合った日曜日


  イリーナは月曜日 期待に胸を膨らませデートのお誘いを待っていた

  


  普通に「お疲れ!」と返ってしまったレノ



  先週と何もかわらない普通の日が今日まで続いた

 
  月曜日も火曜日も水曜日も木曜日もイリーナは寝るまで携帯を見つめていた


     
  「デートのお誘いこないかしら…」




  
   どうしていつもとかわらないんだろう… 





   あれは夢だったんだろうか…


   体に電撃が走るような衝撃を覚え… その後のぼーっとした熱になったかのようなあの感じ








   いつもとかわらないレノを見ていて疑いは深まるばかり…



   レノはイリーナを見つめているようだったがイリーナはなんだか恥ずかしくてレノを見れなかった







   あまり話さないルードが「イリーナなんか最近へんだ…」と話しかけてくれた




   真面目なツォン主任に憧れていたのに… なんであんな飄々としてて規則を乱すようないい加減な男を好きになってしまったのか…




   金曜日の夜 今日も昨日までと同じように終わってしまうのかしら…





   今日もレノは誰よりも早く5時きっかりになるのを待って


   5時00分01秒に
 
 
   「おつかれ!」といって帰ってしまった






   今日も同じか…




   6時ごろ会社をでるイリーナ






   下をむいて歩くイリーナ











   「おう 何 下向いて歩いてんだ? 何もいいもの落ちてないぞ、と」








   そこにはレノがいた







   「あっ 先輩… 」





   「酒でも飲むか!」





   やっとデートに誘ってくれた! 





   「はい!」笑顔で答えるイリーナ







   一緒に歩きながらイリーナは尋ねる







   「あのー先輩 どうして今日まで誘ってくれなかったんですか?」







   「なんでオレが誘わなくちゃなんねーんだ?」








   「え?」驚愕するイリーナ









   「オレは別に付き合ってくれとは言ってないぜ…」







   時間が一瞬止まったのかと感じた






   スキって言っておきながらどうして?












   「だって先輩 私の事スキって…」








   「スキとは言ったかもしれんが付き合ってくれとは言ってない


    オレは今日ついでに飲みに誘っただけだ…」




   
      
   「ついで?」








 
   「ああ ウォールマーケットに特注の武器を頼んでたんだそれをもらうついでに飲もうかな…と」










   「ついで? そんなひどい…私…」



    いくつもの涙を流すイリーナ








   「私ずっと待ってたのに!」








    涙を流しながら家へ走るイリーナ







    先輩のバカ!!もう死んじゃえばいいんだわ!!









    家までどうやって帰ったか覚えていない






 
    気づくと家の前にいた








  
   「何してんだろ私…」









   アパートに入りシャワーを浴びるイリーナ









    
   「期待した私がバカだったんだわ…」




    塗れた髪の毛を乾かしながら思う










    
       そこに携帯のメ−ル着信の音が鳴る…





   「まさか 」とは思いつつメールを見る











   (悪かった)とレノからのメールだ





   メアドを交換しただけでメールなんか一回も来たことがなかったのに…




   (どういう意味ですか?)と返信した









   (今さっき分かれた所まで来てくれ)







   (わかりました)と返信した











   化粧をしなおし家を出るイリーナ






    


   
   階段を早く駆け下りる






   何で私急いでるんだろう







   一階におりた直後 景色が変わる







    グラッ!!












   気がつくとレノがイリーナを抱いていた













   「足元にご注意、と」








   イリーナはアパートを出たところレノに足払いをかけられ抱かれていたようだった







 
   「先輩どうしてここを?」









   自分の住所教えてないのに…


   疑問に思うイリーナ











  「お前よ、自分のログインのパスワード社員番号いれてたらすぐ盗まれるぞ、と」 





   
   
  「え?」





  「だから もっと工夫しろよ!後輩!」











  「先輩 そんなのずるい 規則違反じゃないですか!私でログインして住所見つけるなんて!!」








  「ずるいも何もないぞ、何の為のパスワードだ?


   他の人が入られないようにするのがパスワードだろうが…」





   レノは続ける






   「誰もわからんようなパスワードにしないと意味がねー


    会社の秘密を盗まれる可能性があるんだぞそっちの方が危ないだろうが…」








   「 は… はい」





   「お前の方が危険性大だろ?…違うか?」







   「は はい…」






   「オレは見た目だけのくだらねー社則には違反してるかもしれねーが


    結果的に功績をあげてるんだ 違うか?」






    そういわれればそうだ 制服はちゃんと着ないし先輩に対して「タメ口」だったり…


    15分前出勤も守らずにいつも時間ぎりぎりに会社に来るし

    常識人から考えればそうみても八方破れのだらしない奴かもしれない




    「はい じゃないと今タークスとして今までやってないですもんね…」







   「その言い方は気に食わんが まあそうだろ?」







   「ま!苛めるのはこれぐらいにして…」


 
    珍しく真顔になるレノ 



   「付き合ってくれるか?」 







    待ち望んでいたこの言葉





    信じてた私が馬鹿だったんだと思ってたのに












    いざ 言われたら 心が揺れる





    顔を真っ赤にさせ


    「はい…」




    イリーナは頷いた










    レノの後をついてウォ−ルマーケットへ向かう二人










    どんな所に連れて行ってくれるんだろう…





    期待してたら…






   ガラクタばかりの街










   「おう ここだ 特注品を頼んでたのは…」







   「おう! おっさん例のあれ出来てんだろうな?」







   奥からオイル塗れのおじさんがでてくる









   「おう これだ ほらよ!」









   「おう サンキュー」なにやらロッドを手に取るレノ








   「ほうほう良く出来てるな流石だぞ、と」






   「料金はもうもらってるからいいぜ!」








   「おう!  じゃあな!!」





    店を出るイリーナとレノ









    こんなところで初デート?






   「安心しろ お洒落なところいくぞ、と」






    レノがイリーナの手を取り走る








    手を繋いでくれた…







    それだけで今までの事を忘れてしまうイリーナ








    連れて来られたのは洒落た店







    「いくぞ!」






    「はい」期待に胸膨らませるイリーナ








    間接照明で素敵な雰囲気な店…







    こんなところにこんな店があったんだー 感心してしまうイリーナ






   「結構いい感じの店だろ?」




 
   「そうですね…」





   「今日はオレのオゴリだ、飲め」






   「え?いいんですか?」






   いつもは割り勘でといってるレノが珍しくこんな事を言う











   (あれは現実だったんだわ 多分…)







   カクテルが目の前に来た







   「今日もお疲れ!」




    乾杯する二人





    タークス4人以外で飲むなんて初めてだ と緊張するイリーナ






   
       
   「悪かったな…」


    レノ突然俯く





   「何がですか?」




   「いやー 」
 



   
      「付き合ってくれってのは そういう意味じゃなくてだな…」







   「はい…」






   「今日の飲みに付き合ってくれるかという意味でな…」







   「え?」





   「恋人として付き合ってくれという意味じゃなくてだな…

    今日の飲みに付き合ってくれるかという意味でな…」



    涙が流れるイリーナ




   「何回私を騙すんですか…?」







    席を立ち店の外に出るイリーナ





  




    ばかーーー!!
 








  
  


     







   街中に聞こえるような声で叫ぶイリーナ
















   また記憶がなくなる


   気づいたら



   またレノの腕の中にいた








   「すまん許してくれ…」







   「え?」










   「オレその素直になれん性格なんだ…」





  
   また同じ男の人の腕の中にいるイリーナ







   「その オレはその…」












    珍しくどもるレノ





















   「本気ってのは中々なかったんだ…」
















   「本気?」









  
   「その お前に惚れちまったのに…」











   「はい…」



    返答を早くしてレノの反応を早く見たいイリーナ











   「素直に言うってのはオレその苦手なんだ…」

















   「先輩?」















   「付き合ってくれオレと恋人として…」













   「信用していいんですか?」











   「まあ 今までのオレをみてれば信用してくれなんていえる立場にねーがな…」









   「本当に本当ですか?」 










   「ああ マジなんだ、お前に…」












   「本当に本当ですか?」










   何度も念をおすイリーナ









   「信用    …  ねーか」












   「はい」



    あっさり答えるイリ−ナ








   「その店に入ってからはなさねーか?」













   「はい」








   何度も裏切られたのに期待しまう私ってなんてバカっておもってしまう










   カクテルを前に再び



   「後輩イリーナのいつもの忠勤に乾杯!」



    乾杯の音頭にグラスを合わせる二人






    「お!  だんな 彼女ですかい?」






     マスターがレノに話しかける








    「ああ こいつが認めてくれたらな…」










    珍しく主導権を自分に渡すレノ






    今までこんな事なかったのに







    「私は 先輩がいいなら…」答えるイリーナ










    「じゃあ OKだ!」






    レノが満面の笑みを浮かべている












    今までこんな先輩見たこと無い








      「その人は自分に無いものに憧れるっていうだろ…」












    レノは続ける











   「お前みたいな純粋な奴 このすさんだ世の中なかなかいねー」








   「正直タークスなんて仕事お前にはできるとは思えなかった…





    人事なのに心配だったんだこのオレがが、だ」







      「だからオレはお前にちょっかいかけて、会社にタークスにはふさわしくないと伝えるために…」












   「はい…」頷くイリーナ













   「でもお前はここまで来た 自分の力で…」









   「はい…」








   「オレはそんなお前の素直な心に惚れた…オレにはないその心…」










   「信用していいんですか?その言葉…」










   「信用しろっていっても今までのオレをみてりゃ信用できないな…」









     「はい」また素直に返答してしまうイリーナ






















   「じゃあ… こういうのはどうだ? 」












    珍しくというか初めてレノが顔を赤らめぼそぼそと


       




   


   「次の任務の時に主任にお前と付き合ってるっていうっていう約束だ…」











   「え?」










   「だから次の任務でお前と付き合ってるてことを主任にいうんだ…」






   「そんな事するんですか?」



   イリーナは信じられないそんなこっぱずかしい事をレノがするなんて







   「ああ 約束する」





   





   「私あの日の事、夢じゃないかとおもちゃって…」







   「じゃあ…」









   イリーナに抱きつくレノ




   「夢じゃないと今携帯にメモでもしとけ…」



   
    店の客がヒューヒューと歓声を送る







       「こんな所で…先輩…」












   「だから本気だといってるだろうが!」









 
   「はい それじゃぁ みんなの前でキスしてください…」









   大胆な行動に出るイリーナ










   「ああ わかった! オレは本気だ!」







   イリーナにキスするレノ










   店に拍手が沸きあがる








   「私 こんなに嬉しいの初めてなんです…」






    頬を赤らめるイリーナ


 





   「オレもだぞ、と」






   「さあ 飲むか!」







   次々とカクテルを飲む二人





 
   こっぱずかしい静寂をかき消すようにレノが

   


   「お前、毎日シャワーばっかりだろ?」とイリーナに話しかける











   「なんでそれを?」









   「風呂はいんねーと冷え症になるっていってんだよ!



    いつも膝にマフラーかけてるだろ?」










   「はい …」










    


   「冷え性にはよくない…

    風呂に入って体温めろ!」
















   「見てくれてたんですか?」
















   「だから見てたっていってんだろうが…」













   「はい ありがとうございます…」

















   「上司とかそういうの忘れて! な!」


















   「はい ありがと…」




















   しばらくして店を出る二人














  



     「オレの人生でTOPに恥ずかしい事ばっかりしちまったぞ、と」






















   「もっと恥ずかしいことしてください…」













   イリーナは今の幸せをもっと確かめたい思いでいっぱいだ
















   「わかった…」















    イリーナにキスするレノ









   「誰にも渡さない…」 




    初めて聞く言葉






































   「レノはイリーナ お前を愛している…」    




















   「先輩」 











   周りの客がキャーキャーいっているが聞こえないかのように二人は抱き合っていた












































   家に帰ったイリーナはどうしてもさっきの出来事が本当か確かめたくてメールした















  (私と先輩恋人同士ですか?)






































  すぐ返信が来た


























  (ああ そうだ恋人同士だ)
























  返信がきた事でうれし泣きするイリーナ











  でも本当に次の任務でレノ先輩がツォン主任に付き合ってるって言うなんて… 

















  そんなはずない… なんて思っていたのに…





  本当になるなんて… 

      


    
     END
   
     ・一話の話なのに珍しく長い小説 

       


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