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デートA
デートA

  レノとイリーナ まったく違い性格の二人 二人は恋人になった 

  付き合って 次のミッションで 約束どおり
 
  レノは主任のツォンに付き合っていることを公言した。



  すごく恥ずかしかったけど、嬉しさがこみ上げる。イリーナ


  いつも仕事の時は仕事の事しか考えなかったけど、休みの時間は一方的にレノにメールを送っている。


  「今日はどこかつれていってくれないんですか?」



  一方的に送るだけなのに今日は珍しく返事が来た


  「じゃあ5時きっかりに上がって飲もうか?」



  イリーナは珍しく5時キッカリに「お先失礼します!」と帰って行った。


  苦笑するツォン

  「レノ デートに誘ったのか?」


  椅子の後ろに体を預けて足を組むレノ

   

  「隠しても無駄でしょうな、あいつ「さりげなく」ってことできないのかな、と」




  「お前が教えてやれ…」ルードがにこやかにぼそっと言った





  「教えてできるやつじゃねーよ あいつは…

   じゃあオレはあいつと飲みにいってきますわ…」



  レノも退社していった




  うきうき気分で会社の前で待っているイリーナ





  「おい 場所を考えろ!」


   レノがイリーナの頭をたたく



  「他の場所にいますので とかメールしようとか思わんのか!!」





  「ごめんなさい 嬉しくて…」




   なんてかわいい奴なんだ…



  イリーナな純な性格に惹かれるレノ





  「今日は前と違う ちょっと変わったうまい店にいくぞ、と」



  「どんな店ですか?」



  「肉 だ 肉!」

  

  「焼肉ですか?」





  「ああ まあ焼き肉もうまいが生肉もうまい」




  「な っ生ですか?」 




  「おう 意外とうまいんだぜ、ルードもよく食う」





  確かに肉体派のルードはよく食べそうだなと納得するイリーナ






   
  暫く歩いてついたのは少し汚い店



  「あのー ここですか?」






  「いけねーか?」


  「え、いえ挑戦してみます…」



  店に入ると「いらっしゃいませ!!!」の威勢のいい声




  レノが適当にオーダーしていく






  「生レバ2つ ゆっけ3つ 焼肉定食2つ 

   ドリンクはオレはいつものあれとこいつはスクリュードライバーで…」



  いっつも私が飲むお酒 覚えててくれたんだ… ちょっと嬉しいイリーナ






  「あーー こっちにくるの久々だぜ、ユッケうまいぞー」




  「ユッケって生肉ですよね?」





  「ああ しそと生卵と玉ねぎと 生肉 あー たまんねーよな!!」



 
   理解に苦しむイリーナ


  
  運ばれてきた肉は半分「生肉」



  
  「いただきまーす…」

 
  生肉に拒絶反応を示すイリーナ


  
  「おいおい食べる前に乾杯の音頭だろ


   お前がやれよ、と」


  

  「わっわたしですか?」





  「えっと…」


  からかうような眼でイリーナを見るレノ


  「今日は誘ってくれてありがとうございます

   生肉 挑戦したいと思います 乾杯」 



  「おう! 乾杯!!!」


  ユッケをがっつくレノ



  不思議そうに見るイリーナ





  「お前も食べてみろ


   しそは大丈夫か?」




   「あ はい…」




  「じゃあ生卵は?」






   「あ かろうじて…」





   しそをこまかくはしで切って生卵をかき混ぜて肉に添えるレノ




   自分の為にこまごまとしてくれてる…



   ちょっと嬉しくなってしまうイリーナ




   「おし!! 食え!!」






    「頂きます…」




    おそるおそる口に入れたのだが





   しその風味と 肉のうまみがよくてイリーナとしては想定外の味であった




   「えー 先輩 これ本当においしいですよ!!」




  「だろ?食わず嫌いってのはいけねーんだ ほれ もうひとつもお前の分だ」      
    
  
  
  イリーナが気に入るのを見越していたかのように自分用に2つ注文してくれていたレノ





  焼肉と一緒に 生レバも挑戦し うまみがわかったイリーナは上機嫌。




  「生の肉がこんなに美味しいなんて知りませんでした!」





  「気に入ってくれてオレも嬉しいぞ、と」



  珍しくレノが酔っているように見える



  「私そのお酒手伝います」
  


  さっとグラスをとってグビっと飲み干すイリーナ






  「っや やべー!! おまえそれ相当きついんだぞ!!!」





  「そうなんですか? そんなことな…い…」




   だんだん意識が遠のいていくイリーナ




  「やっべー おーい だれか水ー!!」


  レノがイリーナに水を飲ませる



  

  会計を済ませてイリーナを抱えて悩むレノ







  「オレのうちにつれていくしかないか…」



   
   イリーナを抱えて自分の家のベッドに寝かせる





  ベッドは一つしかない。


  
  「しかたねーか…」



  紙をおもむろに取り出し 走り書きをして イリーナのおでこに張り付ける




  「おし 寝るか…」




  ソファーに寝そべるレノ





  朝になり イリーナの寝顔に朝日がさす





  「うーん… 」



  目の前が真っ暗で困惑するイリーナ




  手を顔の前にやると紙が張り付けてある。


  紙を手に取る


  「お前は酒に酔って倒れた、仕方ないからオレの部屋に連れてきた」





  「え”−−」





  彼氏の家に来る心の準備などできていないイリーナは焦る




  ソファーをみると気持ちよさそうに寝ているレノ




  周りを見渡すと 足の踏み場がないほど部屋が散らかっている


  レノの机はいつも煩雑、家もそうなんだろうと思っていたが、想像以上だった。


  「よし!」

 
   整理整頓好きなイリーナの心に火がついた



  片っぱしから整理整頓するイリーナ、


  風呂場にいくと これもまたひどい 



  そこらへんに転がっている整髪料やシャンプー リンスを整理し、床などをきれいに吹き上げる



  指で床や壁をこすると「コキュ コキュ」と心地よい音がする


  冷蔵庫の中の物も賞味期限を切れたものばかり


  次々とゴミ箱にすてて ゴミ袋に入れていく


  パソコンを立ち上げて インターネットでこの地域のゴミの捨てる場所を調べて所定の場所に持っていくイリーナ



  後ろからつけてくる人の気配を感じ、後ろを見るとおばあさんが立っていた



  「あんた あそこの人んとこの彼女かい?あの部屋から出てきたように見えたけど」


  一瞬返答に困るイリーナ





  「あ はい…」



  「珍しいじゃないゴミ捨て場にもっていくなんて、あの人いつも家の前におきっぱなしだよ!」





  「え! そうなんですか?」




  「チンピラの人の彼女になるもんじゃないよ! 

    あんたスーツ着てきちんとした会社員ぽいいい娘そうだからいっとくけど」





  「は はぁ…」




  ゴミを捨ててレノの家に戻ろうとするイリーナ



  (チンピラか あの服装じゃ仕方ないか…)



 
  レノの家に戻るとレノがすごい顔で待っていた





  「おまえー!! なんてことしてくれたんだー!!」




  「あ、あの 、私なにか?」




  「何かじゃねー!! 物の場所移動しちまうしよー!! 食糧はねーし!!」



  「あのー 片づけて 賞味期限の過ぎたものをすててきたんですが…」





  「あほーーー!!  物は手の届くところに置いといて

   一秒でも遅く出勤できるようにしてるのによー!!」




  「整理整頓は大事だと思うんですが…」





  「それはお前の勝手な考えだろうがー!!!」




 
  「そうでしょうか…」


  「床とか掃除してくれたのは、 まあ、、ありがてーといえばありがてーがよぉ」
 


  「でしょ?」ちょっと得意げなイリーナ



  「手に届くところに順番に近くに置いてあったのにー」

 

   髪の毛を手でくしゃくしゃにするレノ


  「あー ティッシュはどこだ? テレビのリモコンは?」





  「ティッシュはあそこで リモコンはあそこです。」




  「あー そんでよ!! 賞味期限なんてしょうもないもんにしばられんじゃねー!」




  「だって食べたら おなか壊れますよ」



  「お前食ったことあんのか?」





  「いえ 賞味期限を過ぎる買い物はしませんし、食べたこともありません」


  ちょっと得意げに食材管理を得意さをアピールするイリーナ



  「あほ! あれはメーカーがもしもの時を考えて決めてるもんで 大抵は1.5倍はいけるんだ!!」





  「そうですか… 」





  「そうですかってお前実験もしないで検証ができんのか?」





  「はあ…」



  「仕事もなんでもそうだ 試さないとな、と」





  「善意でやったのに…」目に涙を浮かべるイリーナ






  「おおっと なくんじゃねーぞ、と」




  あわててティッシュを探すレノ 



  「どこだっけか? あ ハンカチがあった ほれ」



  いつからポケットにあったか分からないクシャクシャのハンカチを渡される




  「そんなので 目を拭きたくありません…」




  
   仕方なくスーツの袖で涙をふく



  「私とレノ先輩は全然性格違うから むりなんですかね…?」



   悲しそうな顔をするイリーナ




  「いぃやそうとはいってないぞ、と」


   

  「お前の素直なところが好きだ、、、、ぞ、、、、と」
  

   
  照れくさそうに言うレノ




  思わず笑ってしまうイリーナ



  「ほら 自分にないところに「どう」とかいうだろ?」




  「どう ってなんですか?」わざと聞いてみるイリーナ



  「言わせんなよ、惹かれるってことだよ」





  「そうですか ならいいんです。」ちょっと笑顔に戻るイリーナ 
      




  「ほれ今日の昼ごはんどうする? もう12時だけどよ」





  「私が作ります。」




  「おう 助かる」





  スーツの上着を脱ぎ腕まくりをして食材を選んで作業をしている




  タバコを吸いながら様子をうかがうレノ


  「何を作るんだ?」



  「オムライスです 」



  「ケチャップソース あっただろ」



  「自分でソースを作るんですよ」得意げなイリーナ




  「ハイ!! 出来上がりでーす」




  レノが持っていた比較的(笑)きれいな皿に

  ソースを綺麗にかけた半熟玉子でくるんだ美味しそうなオムライスが完成


  「おー 見た目うまそー!!」



  「見た目ってなんですか 味も美味しいはずです!」




  「はいはい…」



  頂きますも言わずにオムライスを口に入れるレノ




  「うおー うめーー!!」




  「よかったー(^−^)」嬉しそうに自分の料理を食べるイリーナ



  「いつも自分でつくるんで人の意見を聞く機会がないんですよね私…」




  「こんな料理くわしてくれるんならいつでも来ていいぜ」



  「本当ですか? また来ますね」




  「明日オレもお前も仕事だよな 今日はありがとな いろいろ」



  「いいえ よろこんでもらえてよかったです。」




  「明日の朝はいつもより30分は早く起きないとな、と」




  「モーニングコールいります?」





  「ああ 頼む」




  部屋の入り口までイリーナを見送るレノ




  「じゃあ 明日…」



  帰ろうとするイリーナの腕を後ろから掴み急に抱き寄せてキスをするレノ




  「せ 先輩…」





    「じゃあな」 レノはずかしかくなってイリーナを突き出しドアをバタンと閉める





  夢見心地でステップしながら帰るイリーナ


  「料理ほめられちゃったー」




  次の日





  イリーナはうっかりレノにモーニングコールを忘れ


  レノは勤務開始から1時間出勤した


  レノはすごい剣幕でイリーナ睨みつける



  イリーナは舌をペロっと出しておどけて見せる



   主任の激が飛ぶ


  「レノ!! 15分前行動ができんのは百歩譲るが 遅刻はいかんぞ」




  「へい すいやせん」


   
  昼休みにレノに呼び出されたイリーナは軽いげんこつを頭に食らうのであった
     

  
    END



    イリーナの家庭的そうな一面とレノの想像通りないいかげんさを描いてみました
 
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